TeX Live 2016 のインストール(前編?)

OS(Linux)を再インストールしたので、TeX Liveもインストールし直した。

インストーラのダウンロード

TeX Liveのページからインストーラをダウンロードしてくる。
"How to aqu..."のところの"download"から、ダウンロードのページに行き、"install-tl-unx.tar.gz"をダウンロードする。

インストーラの起動

ダウンロードしたものを適当な場所に解凍したら、

$./install-tl

と実行しインストーラを起動する。rootでの実行は推奨されていないので、とりあえず"/usr/local/texlive"というディレクトリを作り、"chown"で自分が自由に使えるようにパーミッションをいじった。その後はインストーラからのメッセージを頼りにインストールするパッケージを選択して(よくわからなければ"i <Return>"としてデフォルトのままインストールしてしまうといいのかもしれない)、"I <Return>"としインストールする。

PATHの設定

デフォルトではパスの設定を行ってくれないので".profile"に次を追記した。
if [ -d /usr/local/texlive/2016 ] ; then
    export PATH=$PATH:/usr/local/texlive/2016/bin/x86_64-linux
    export MANPATH=$MANPATH:/usr/local/texlive/2016/texmf/doc/man
    export INFOPATH=$INFOPATH:/usr/local/texlive/2016/texmf-dist/doc/info
fi


これで"latexmk"が動いて特にエラーも出なかったので、だいたいできたかなと思ったら、最後に"dvipdfmx"のコマンドが見つかりませんとエラーが出てきたり、dviファイルを見ても日本語が表示されていなかったりして悲しくなった。ゼミの準備とかがあるので今日はこの辺にしておいてまた今度直す。

Arch Linuxのインストール

 前回ArchLinuxをインストールしたとき、他のLinuxなどとマルチブートできるようにパーティションの設定をケチっていたりとしていた。しばらくArchLinuxを使っていて特に問題なさそうだったので新しくインストールし直すことにした。今後もインストールするかもしれないので忘れないようにちょっと手間取ったところをまとめておく。

Arch Linuxについて

ホームページ: https://www.archlinux.org/
シンプルであること
を理念として開発されている。Archの理念が私の考え方とよくマッチしたのでArchを選ぶことにした。

システムのインストール

インストールの手順についてはArchLinuxのWiki(https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/)のインストールガイドに詳しく書いてある。実際このガイドの通り行った。ちょっと手間取った点を書いておく。

ブートローダのインストール

 ブートローダ、GRUBのインストールに手間取った。というのも、インストールしたパーティションにGRUBをインストールして、MBRにMBMというブートローダを置きMBMからパーティションのGRUBをロードするという方法を取ったからである。WikiのGRUBの項目の「パーティションにインストールする」というところでは"grub-install"、"chatter"を走らせただけであるが、このあとに「ディスクにインストールする」での手順と同様に"grub-setup"を実行して設定を書き込まないとうまくブートできなかった。

GUI環境などのインストール

 システムのインストール後はWikiの一般的な設定のページを頼りにデスクトップ環境や、日本語環境をインストールした。

デスクトップ環境

 sddm, LXQtをインストールした。インストール方法はWikiの通り。
 LXQtに関してネットワークマネージャーとして、"Connman"をいれデスクトップアプレットとして、ARUにある"lxqt-connman-applet-git"を導入した。

日本語環境

 フォントはnoto-font, otf-ipafontをPacmanでインストールした。特に設定はいじっていない。
 入力メソッドの設定に一番手間取った。Fctixをインストールした。基本的にはWikiの通りに行った。fctixでまとめて色々インストールしておけば問題無さそうであった。自分がインストールしたときはこまごまと別々にインストールしていたので日本語入力の切り替えが出来なかった。"fctix-utils", "fctix-mozc", "fctix-gtk...",など(よく覚えていない....)